一般社団法人 大阪工芸協会は1924年(大正13年)に発足以来、関西を中心に活動する工芸団体です。
古くからの伝統と技術を継承しながら、新しい時代に対応すべく日々制作活動に励んでおります。
当協会は、重要無形文化財保持者をはじめ、全国的に活躍する作家や新進の若手作家に至るまで、陣容も幅広く約130名の正会員を擁しています。
協会の公募展には、毎年多くの作品応募があります。
年一回〈大阪工芸展〉を開催しており、2021年(第62回)大阪工芸展は、近鉄百貨店のご協力をいただき開催しました。
多数のご応募・ご高覧をいただき、ありがとうございました。
本展は伝統性、創作性、デザイン性、装飾性など、各自が目指す工芸観に基づく自由な発想を尊重し合い、他の工芸団体とは異なる多様な作品を展覧するという特徴を有しております。
当協会は深い文化と歴史に裏付けられたこの地に、次の世代への工芸の礎(いしずえ)を築くべく、使命感をもって活動を継続してまいりました。
平成26年度に協会創立90周年を終え、平成27年度に協会創立100年に向けて新たなスタートをきりました。一般社団法人大阪工芸協会はこれからも工芸の更なる興隆と発展を願い、日本のみならず世界的視野をもってその活動を展開してまいります。